平泉の史跡めぐりは下記のように歩いて7〜8km。景色を楽しみ、各所をゆっくり見学して4〜5時間。天気がよければ歩くことをお奨めする。
平泉駅前〜伽羅御所跡(史跡は失われている)〜無量光院跡〜柳之御所資料館〜柳之御所跡〜高館義経堂〜中尊寺〜平泉郷土館〜観自在王院跡〜毛越寺〜平泉駅前
中尊寺(*月見坂下駐車場 本堂 *讃衡蔵)
毛越寺(*駐車場 *本堂 宝物館)
*平泉駅
*柳之御所資料館
*平泉文化史館
*平泉郷土館
*観自在王院跡
高館義経堂
古都ひらいずみガイドの会(中尊寺のガイドは、中尊寺の項参照)
基本料金:2時間まで3500円、以後、1時間ごとに1000円
TEL:0191-34-1001 柳之御所資料館内
(社)平泉観光協会 | TEL:0191-46-2110 | ||
平泉町農林商工観光課 | TEL:0191-46-2111(代) | 0191-46-5572(直) | |
高館・義経堂 | TEL:0191-46-3300 | 岩手県西磐井郡平泉町平泉字柳御所14 | |
中尊寺事務局 | TEL:0191-46-2211 | 岩手県西磐井郡平泉町字衣関202 | |
毛越寺(もうつうじ) | TEL:0191-46-2331 | 岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58 | |
平泉郷土館 | TEL:0191-46-4012 | 岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立44 | |
平泉文化史館 | TEL:0191-46-2011 | 岩手県西磐井郡平泉町平泉字坂下10−7 | |
柳之御所資料館 | TEL:0191-34-1001 | 岩手県西磐井郡平泉町平泉字伽羅楽108−1 | |
中尊寺観光ガイド | TEL:0191-46-4203 | 岩手県西磐井郡平泉町字坂下9 | |
夢館奥州藤原歴史物語 | TEL:0191-46-5011 |
東京〜一関 | JR東北新幹線で2時間10分 |
仙台〜一関 | JR東北新幹線で32分 |
盛岡〜一関 | JR東北新幹線で43分 |
一関〜平泉 | JR東北本線で8分 |
花巻〜平泉 | JR東北本線で47分 |
一関〜中尊寺 | 岩手県交通バス「水沢行き」 |
JR平泉駅経由で約30分 | |
平泉〜中尊寺 | 岩手県交通バスで約4分 |
東北自動車道 | |
仙台宮城I.C.〜平泉前沢I.C. | 1時間10分 |
秋田中央I.C.〜平泉前沢I.C. | 1時間40分 |
盛岡I.C.〜平泉前沢I.C. | 50分 |
一関I.C.〜平泉前沢I.C. | 9分 |
駐車場 | ||||
中尊寺第1駐車場 | TEL:0191-46-2008 | 220台 | 普通車(9人乗りまで)400円 | 二輪車50円 |
中尊寺第2駐車場 | TEL:0191-46-5178 | 270台 | 普通車(9人乗りまで)400円 | 二輪車50円 |
毛越寺駐車場 | TEL:0191-46-2078 | 220台 | 普通車(9人乗りまで)300円 | 二輪車50円 |
好天の一日、平泉一帯の観光スポットを効率よく巡るにはレンタサイクルがおすすめ。
平泉駅前〜無量光院跡〜柳之御所跡(資料館)〜高館義経堂〜中尊寺〜平泉郷土館〜観自在王院跡〜毛越寺〜平泉駅前
ウォーキングコースでもあるが、訪問各所でたっぷり見学時間を取りたい(移動時間を短縮したい)場合にお奨め。
平泉駅から中尊寺に向かって傾斜した地域で、義経堂と中尊寺付近では傾斜が強くなり、上り坂の走行は厳しくなる。
中尊寺では、必ず、歩道橋下に駐輪することが決まりになっている。義経堂・平泉郷土館では駐車場に、毛越寺では門前の右・ガイド案内所横に駐輪する。
平泉駅前〜観自在王院跡〜毛越寺〜達谷窟毘沙門堂〜厳美渓〜平泉駅前
平泉駅を背にして広い道路を直進し(道路左右とも自転車走行可能)700m、右に観自在王院跡〜毛越寺を見ながら、左に坂を下って一本道の右側のサイクリングロードを走る。
東北自動車道の下をくぐり、広々とした田畑の中を景色や花々を楽しみながら30分ほど走ると達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわや・びしゃもんどう)に到着(平泉駅から約6km)。
途中、飲料自動販売機と菓子やパンなどを購入できる店は1軒。
達谷窟毘沙門堂までトイレは無い。
春は、道端、水路傍、田園風景の中に点在する桜の古木の満開がたとえようもなく美しい。
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達谷窟毘沙門堂から一本道を、さらに約25分走行すると厳美渓(げんびけい)に到着。途中、峠越えがあるが、無理せず、自転車を押して登れば良い。
厳美渓は、切り立った深い渓谷を流れる青い急流が美しい。観光地らしい賑わい。
岩場の観光(撮影)場所から対岸の崖上の「かっこう団子」(かっ公だんご)店まで渓谷の上にロープが張られていて、木板を木槌でたたいて(カッコウ鳥の啼き声に似ている)団子を注文すると、対岸から団子が入ったザルが空中のロープを伝わって手元に下りてくるのが面白い。
「道の駅」では、飲食休憩や郷土産品の購入ができる。
株式会社スワローツアー/平泉レンタル扱所(平泉駅構内)
TEL:0191-46-5086
4月1日〜11月下旬の9:00〜16:00
詳細サイクリング・モデルコース地図で、順路・距離・走行時間などのアドバイスが受けられる。
スポーツタイプを含めて60台を用意。
料金:2時間まで500円。1時間増すごとに200円。1日1000円。
(有)レンタサイクル「風」
TEL:090-4041-5736
4月下旬〜11月下旬の9:00〜16:00
電動自転車15台を用意。
料金:2時間まで600円。1時間増すごとに200円。1日1300円。
普通自転車23台、子ども用4台を用意。
料金:2時間まで500円。1時間増すごとに200円。1日1000円。
巡回バス「るんるん」運行期間:春〜秋
平泉駅〜毛越寺〜中尊寺〜高館義経堂〜柳之御所資料館
料金:乗車1回につき140円。1日フリー乗車券300円 子ども70円
詳細情報
岩手県交通 | 0191−23−4250(一関営業所) |
(社)平泉観光協会 | 0191-46-2110 |
平泉レンタカー
TEL:0191−46−4190
普通車(5人乗り) | 3時間、30kmまで2000円 |
普通車(10人乗り) | 3時間、50kmまで4000円 |
定期観光バス 岩手県交通
TEL:0191−23−4250(一関営業所) 0191−23−1626(一関駅前案内所)
4月下旬〜11月上旬 毎日催行
義経コース:一関駅〜平泉駅〜柳之御所〜中尊寺〜毛越寺〜達谷窟〜厳美渓〜一関駅
4時間 3400円(拝観料含む)
舟下りコース:一関駅〜簡保の宿〜厳美渓〜達谷窟〜毛越寺〜中尊寺〜舟下り〜一関駅
7時間 5400円(拝観料含む) 要予約
観光タクシー
料金:1時間あたり 普通車4800円 大型8060円
一関タクシー | 0191-46-2101 |
県南タクシー | 0191-46-2336 |
一関中央交通 | 0191-31-3333 |
アイタクシー | 0191-25-6666 |
なのはな観光タクシー | 0191-23-1111 |
わんこそば
秀衡御前そば
そばずし、とろろそば、しょうがそば 山菜そばなど、いろいろの味が楽しめる。
弁慶力餅
平泉地方に伝わる接客料理でつきたての柔らかい餅を、あんこ餅、しょうが餅、豆打餅(ずんたもち)、なめこおろし餅というように、甘辛交互の味で楽しむ
お土産品・特産品
地酒、菓子、鉄器、漆器、陶磁器、木工品など
問い合わせ:平泉商工会 TEL 0191-46-3560
藤原まつり
平泉町の青年部が「村おこし」を目的に昭和30年(1955年)から始めた。春と秋、年2回行われる。
春は毎年5月1日〜5日にかけて開催され、3日目の「源義経公東下り行列」がメインイベント。毛越寺から出発し中尊寺まで平泉の町を義経やその従者に扮した人々が馬や牛に乗って行列する。
1日:稚児行列
2日:源義経公主従追善法要
3日:源義経公東下り行列
4日:中尊寺神事能 毛越寺哭き祭り(なきまつり)
5日:中尊寺神事能 毛越寺延年の舞(えんねんのまい)、弁慶力餅競技大会
秋は11月1日〜3日の3日間で、3日目に行われる毛越寺での延年の舞と中尊寺での能が主になる。
毛越寺曲水の宴
5月第4日曜日、平安時代の衣装の男女が、毛越寺の大泉が池に流れ込む鑓水(やりみず)の流れに盃を浮かべ、流れにあわせて和歌を読む雅な遊びを再現。
毛越寺あやめ祭り
6月下旬〜7月上旬
毛越寺萩まつり 9月15日〜30日
奉演能・薪能
白山神社の能楽堂(中尊寺山上)で催される。薪能は通常8月14日に演じられる。
狂言も演じられ、有名・一流の演者が出演する。
開催日、チケット販売、催し物の詳細な問合せ先
(社)平泉観光協会 | 0191-46-2110 | |
平泉町農林商工観光課 | 0191-46-2111(代) | 0191-46-5572(直) |
そのほか
平泉大文字祭り | 8月16日 |
毛越寺萩祭り | 9月中旬〜下旬 |
中尊寺菊祭り | 10月下旬〜11月中旬 |
平泉水かけ神輿 | 7月下旬 |
毛越寺二十日夜祭 | 1月20日 |
平泉文化史館 TEL:0191−46−2011
中尊寺ガイド事務所・弁慶の墓前の駐車場に隣接している。
第1展示室は縄文時代〜前九年の役・後三年の役〜藤原三代〜伊達藩の歴史。
第2展示室は毛越寺と無量光寺の復元模型、絵図、絵巻など平泉文化を展示紹介している。
入館料金: 大 人 310円、高150円、中・小学生100円
平泉郷土館 TEL:0191‐46‐4012
「伝統文化伝承の館」
伝統文化保存の為の練習・上演の場
「歴史民族資料館・文化財センター」
藤原三代と平泉文化についての調査研究を展示している。ロビーのビデオによる藤原三代の説明が分かりやすい。
休館:毎週月曜、祝日の翌日、月末、年末始
入館料金:無料。
柳之御所資料館 TEL:0191-34-1001
柳之御所は北上川に隣接した平坦地に造営された藤原氏の政庁。
広大な敷地面積(11万u) を現在も発掘調査中。これまでの発掘結果が展示されている。
多種多様な出土品があり、膨大な量の「かわらけ」(素焼きの土皿)は総量20トンにもなるという。
藤原三代最盛期の黄金都市平泉・浄土式庭園などを再現したビデオ(約15分)は圧巻。
入館料金:無料。
平泉温泉ホテル武蔵坊 | 0191-46-2241 | 48室 | 230人宿泊 |
毛越寺宿院ユースホステル | 0191-46-2331 | 17室 | 40人宿泊 |
大沢温泉旅館 | 0191-46-2059 | 12室 | 43人宿泊 |
舞鶴荘 | 0191-46-3375 | 11室 | 40人宿泊 |
奥州平泉温泉そば庵しづか亭 | 0191-34-2211 | 10室 | 40人宿泊 |
志羅山旅館 | 0191-46-2883 | 8室 | 25人宿泊 |
主な史跡の他に、無名ではあるが、国指定の史跡がある。平泉の詳細地図を入手して訪れてみるのも一興と思われる。
伝弁慶墓(中尊寺参道入り口)
源義経が泰衡に攻められた時、義経が自刃する堂前の「弁慶の立ち往生」が有名。弁慶松の枝下に五厘塔の一部が残されている。
伝増尾十郎兼房松跡(坂下駐車場)
源義経の家人で、義経が攻められた時、老齢ではあったが主人・義経を守って良く戦い、憤死したという。
伝鈴木三郎重家松跡(坂下駐車場)
源義経の家人で、義経とともに戦い、憤死した。石柱が立っている。
伝亀井六郎重清松跡(参道入り口・平泉文化史館傍)
源義経の家人で、鈴木三郎重家の弟。
伝閼伽堂(あかどう)跡(坂下駐車場)
仏に捧げる水を閼伽という。礎石が残されている。
伝熊野堂跡(奥州藤原歴史館夢館近く)
吾妻鏡に記されている「新熊野会」(いまくまのえ)の熊野社といわれている。
長者ヶ原廃寺跡(衣川)
源義経を鞍馬から平泉へ連れ出した金売り吉次(実在人物不特定)の屋敷跡と口伝されていたが、1953年(昭和33年)の発掘調査結果、11世紀・安倍氏時代の寺院跡と考えられている。
源義経妻子の墓(金鶏山)
金鶏山は平泉郷土館の裏山。
秀衡が雌雄一対の黄金の鶏を埋めたという伝承が残る。
登山口に、高館で義経とともに22歳で生涯を閉じた妻と子の墓がある。
ここは、毛越寺の一院・千手院の境内。
瓦窯跡(旧観自在王院跡近く)
中尊寺や柳之御所の瓦を焼いた窯跡。土塁が残されている。
華館廃寺(平泉郷土館傍)
草地に巨大な礎石が残されている。
白山社(絵沢)
神社建物と、南側に玉石護岸の池、北側に土塁と塀が残されている。
護摩堂(ごまどう)跡(毛越寺傍)
厄除けなどの護摩焚きを行った堂跡。
文殊堂(もんじゅどう)跡
毛越寺の東北自動車道を隔てた反対側。文殊菩薩を安置していた堂跡
吉祥堂(きっしょうどう)跡
毛越寺の東北自動車道を隔てた反対側。吉祥天女を安置していた堂跡
北野天神社
毛越寺の東北自動車道を隔てた反対側。平泉西方の鎮守社。山の中腹に神社がある。
八坂神社
国道4号線一関方面。平泉南方鎮守の祇園社。
王子社跡
国道4号線一関方面。平泉南方鎮守で八坂神社(祇園社)と並存していた。
骨寺村(ほねでらむら)荘園遺跡
清衡が、紺紙金銀字交書一切経(国宝)を完成させてた自在房蓮光(じざいぼうれんこう)に与えた荘園。
田地が広がっている。
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