厳 美 渓
厳美渓 げんびけい
交通
東京〜一関 ＪＲ東北新幹線で３時間
仙台〜一関 ＪＲ東北新幹線で３２分
盛岡〜一関 ＪＲ東北新幹線で４３分
一関〜厳美渓 岩手県交通バスで２０分
平泉〜厳美渓 岩手県交通バスで２０分
問い合せ先
一関市商業観光課
TEL：0191−21−2111
〒021-002 一関市竹山町７−２
一関観光協会（駅案内所） TEL：0191−23−2350
厳美渓
観光バスで多くの人が訪れる観光地。
栗駒山に源流を発し北上川に流れ込む磐井川が、一関市内から８キロメートルほどさかのぼった国道３４２号線の桜並木沿いの両岸約２キロメートルにわたって、美しい渓谷を作っている。
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渓谷中央の「天工橋」（てんぐばし）からの眺めは素晴らしい。
厳美渓上流の「長者滝橋」から、下流の吊り橋「御覧場橋」を経て「鈴振の橋」まで、奇岩怪岩が連なり、滝や、しぶきを上げる急流や、エメラルド色の深淵が続いている。
渓谷の両岸は、石英粗面岩が急流によって削られてできた「甌穴」（おうけつ）がいたる所に見られ、壮観である。
この「甌穴」の連なりは天然記念物に指定されている。
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渓谷に沿って遊歩道も作られており、豪快な景色を身近に楽しむこともできる。
４月中旬から１０月まで、厳美渓周遊観光馬車が運行され、のんびりと遊覧できる。
春は桜が満開の下、雪解け水が轟々と流れ、渓谷の眺めは一段と素晴らしい。秋は周囲の山々が紅葉し、冬の雪景色は水墨画を思わせ、四季折々の風情が楽しめる。
甌穴：
川床の岩盤のくぼみに入った小石や岩石の破片が、長い年月、激しい水流と渦で回転してくぼみを削り広げたため、深く大きくなってできた川床の丸い穴。
｢厳美渓について・説明掲示板｣
道の駅｢厳美渓｣
国道342号沿い、ドライブ客の休息所。
300種類を超える｢もち食メニュー｣から、選りすぐりの｢もち料理｣を提供している。
地ビール、手作りソーセージなどの飲食と休憩ができるほか、新鮮野菜、果物、漬け物や各種工芸品等の産直・郷土物産の購入ができる。
｢餅文化展示室｣では、一関の｢もち｣文化を中心に資料の展示をしている。
所在地：岩手県一関市厳美町字沖野々220-1
電話：0191-29-2000
開設時間：4月〜10月 9:00〜18:00、11月〜3月 9:00〜17:00
休館日：毎月第3水曜日
一関博物館
講演やイベント・展示を行う施設。
｢玄沢の蘭学」「文彦と言海」「一関と和算」「舞草刀と刀剣」「一関のあゆみ」などの常設展示のほか、各方面の調査研究の成果に基づいた企画展示を定期的に開催している。
電話：0191-29-3180
開設時間：9:00〜17:00
休館日：毎週月曜日(祝日の時は翌日)、年末年始
サハラガラスパーク
天工橋の近く。厳美渓わきに建つカラフルな建物。ガラスの花時計や噴水がある。
10,000点を超える世界のガラス工芸品が展示販売されている。
工房ではガラス細工の実演体験ができる。
電話：0191-29-2288
営業：4月〜11月 9:00〜18:00、12月〜3月 9:00〜17:00
お食事・郷土料理
芋の子汁:
芋の子とは里芋のことで、鍋のだし汁に芋の子やにんじん、肉、こんにゃく、とうふなどを煮込み、特産の「曲がりねぎ」を加え、味噌やしょう油で味付けした昔から伝わる郷土料理。
いわい牛:
最高級を誇る牛肉で、最高のステーキが楽しめる。毎年６月には磐井川畔で「いわい牛祭り」が開かれ、大勢の人々が焼き肉を楽しんでいる。
その他、岩手名物「わんこそば」、「いわて蔵ビール」（地ビール）、「もち料理」など。
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厳美の団子：
名物の団子店には｢かっ公団子｣、｢いつくし団子｣、｢滝見団子｣などがある。
｢かっ公団子｣は天工橋近くの東屋にある木の板を木槌でたたくと、渓流対岸の｢かっ公屋｣から、竹かごに入った団子がロープウェーのように綱をつたわって送られて来る。
ごま、しょうゆ、あんこの３種がある。
お土産品・特産品
地酒：
関山、世嬉の一
菓子：
南部せんべい、ごま摺り団子、けまん煎餅、ちからもち、奥の細道、想いの松、時の太鼓など。
民芸品・木工品：
雪やけこけし：山男こけしともいい、須川の剛力を形作ったもので、一関の名品として名高い。
他に、磐井焼、南部桐下駄、南部桐たんすなど。
中尊寺のページを参照下さい
温泉・宿泊
一関温泉郷がある。
磐井川沿いに上流の栗駒山（須川高原）に向かって「宝竜温泉」、｢厳美渓温泉｣、「矢びつ温泉」、「奥厳美温泉」、「祭畤（まつるべ）温泉」、「真湯温泉」、「須川温泉」が並んでいる。
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